買収するときには注意する|トラブルなくM&Aを進めたいなら 仲介業者を利用すべし

トラブルなくM&Aを進めたいなら 仲介業者を利用すべし

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買収するときには注意する

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現在はM&Aがどのような業界においても広く行われています。これは医療業界も例外ではありません。しかしながら、医療法人におけるM&Aは独自の問題があります。それは医療保険制度との関係性についてです。そもそも医療法人が保険医療サービスを提供するためには保険医療機関としての指定を受けなければいけません。日本のあらゆる医療法人はこの指定を受けています。しかしながら、過失や故意とは無関係に患者に診療費を過剰請求した場合にはすぐに取消処分を受けて保険医療サービスの提供ができなくなります。そのため、もしM&Aで買収を検討している企業は売主をきちんと調査することなく買収した後に、問題が発覚したら買収側も営業停止になります。

医療法人のM&Aにおいては非営利性も考慮する必要があります。通常の法人企業とは異なって非営利性が求められる業界です。それというのも、医療水準を高く維持することがその背景にはあります。したがって、M%Aで医療法人を買収したとしても買収側が医療法人の社員になることは原則的に禁止されています。また、医療法人と利害関係を有する企業の役員が、医療法人の役員にあたる理事を兼務することも禁止されています。企業方針に大きく関係してしまうことを避けるためです。このように、医療法人をM&Aで買収するときには、通常の法人企業の場合とは異なる事情が多くあります。したがって、医療法人に関しては慎重に留意する必要があります。